入手したサンスイのH10-10は10kΩppで出力は10W。特性がどうなのか気になったので、EL32プッシュプルアンプで測定してみることにした。
EL32プッシュプルアンプの回路を上記に示す。OPTはTANGOのFE-25-8で8kΩpp。インピーダンスが違うけれど周波数特性を調べるだけなので問題ない。なおH-10-10の特性測定時にはゾベル(0.1uFと10Ω)を外した。
Analog Discoveryで周波数特性を測定中。
No.1の周波数特性。高域に凸凹が殆どない。
No.2の周波数特性。こちらも高域に凸凹が殆どない。
No.1にNFBをかけてみた。位相補正容量330pFがNFB抵抗に付いているのでご参考。
No.2にNFBをかけてみた。
H10-10はカタログでは10Hz〜70kHzで-3dBとなっているが、高域特性に凸凹が少なく優秀ということがわかった。
42プッシュプルアンプは実質2段アンプだし、NFBが安定してかかるんじゃないかなあ?