(a)差動プッシュプル
カソードが高インピーダンス。優等生的な音で音場や定位に優れる。
(b)差動プッシュプル
カソードが抵抗1本でインピーダンスが低め。動作は差動だが音色にDEPP的な要素が入ってくる。
(c)差動プッシュプルもどき
高い周波数ではカソードのインピーダンスが低くなりDEPPの動作となる。DEPPの音色の割合が高くなるが音場や定位に優れる。
(d)DEPP
音場表現は差動に劣る。ボーカルに艶が乗る。
ご参考:EL32プッシュプルアンプ・カソードバイパスコンデンサの実験