8B8プッシュプルアンプのシャーシ加工を始めた。まず穴開け図を印刷してシャーシに貼り付け、定規とカッターで罫書き、十字部にオートポンチでマーキング。
プリンタが新しくなって線が細くなり、正確に出力できるようになった。
穴開けは電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、ハンドニブラで齧った後にコッピングソーの刃を入れ、ギーコギーコと一周くり抜いた。騒音が出るが短時間なので大丈夫だろう。
シャーシはWATZのS-254でW250mm×D150mm×H40mm。鋼板の裏蓋付き。たぶんA5052のアルミで、厚さ1mmなので少々たわむが硬いので加工が大変といえば大変。
ロッカースイッチとACインレットの穴開けが完了。ロッカースイッチはノギスで測って13.0mm×19.2mmとした。
ACインレットは角R仕様。
表側から見たところ。
真空管ソケットとブロック電解コンデンサの穴はサークルカッターで開けた。サークルカッターはグリスアップすることを忘れずに。
後はちいさな丸穴だけなので、後面の穴を開けた後に上面の穴を開けた。ヒューズの丸穴は13mmまでステップドリルで拡大、半丸ヤスリで一周削るとホルダーが入る。後は回り止めの穴を開けた。
真空管回りの放熱穴は、ドリルスタンドが下がりきった位置で6mm径となるようにして開けた。
電源トランスのボルト穴は、実物をノギスで測って穴位置を修正しながら開けた。
穴開けが終わってバリ取りが済んだシャーシ。
反対側から見たところ。
今後は仮組みしてパーツが干渉なく取り付くかどうかを確認する予定。