8B8プッシュプルアンプの穴開け図を作成した。
電源トランスからOPTへの誘導ハム実験を行ったところ、上の画像のような第1案では盛大に誘導してしまうことがわかった。電源トランスに磁気シールドが無く、それぞれのコア軸の方向が同じであり、OPTが鋼板のトランスケースに入っていても防げない。OPTを90度回転してみたが、誘導ハムはあまり減らなかった。
上の画像のような第2案ならコア軸が直行しており誘導ハムが低く抑えられることがわかった。なので第2案を採用することにした。
穴開け図を作成した。サイドにはアクリルパネルを取り付けるビス穴を開ける。8B8の周りの放熱穴がやたら多く思えるが、この放熱穴は数のわりにシャーシ内部の熱気を吸い出せないようだ。でも放熱穴もデザインなので開けることにする。真っ直ぐ並んでいないのは穴がずれてもわかりにくいため。
放熱穴が多くて大変な気がするが、1mm厚のアルミだしすこし時間をかければ良いだけのこと。ソケットを落とし込みにする方法もあるが、シャーシ高が40mmしかないので見送った。