おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6N6Pプッシュプルアンプ・シャーシと裏蓋の穴開け

6N6Pプッシュプルアンプのシャーシと裏蓋の穴開けを始めた。穴開け図を印刷してカットし、シャーシに貼り付けて定規とカッターで罫書く。十字の中央をオートポンチでマーキング。

穴開けはいつものように電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を開け、ハンドニブラーで齧って鍵穴にし、コッピングソーの刃を通して1周くり抜いた。

電源トランスが小さいのと、1mm厚のアルミだからスイスイ進む。裏に消しゴムをガムテープで貼り付けて騒音低減。開け終わったら平ヤスリで端面を整えた。

ACインレットの角穴はステップドリルで6個の丸穴を開け、ヤスリでつないで角Rに仕上げた。ロッカースイッチは2個の丸穴を開け、ノギスで測りながら半丸ヤスリと平ヤスリで13mm×19.2mmの長方形にした。

 

これで角穴は終わり。

続いてシャーシ後面の丸穴を開け、側面にアクリルパネル固定用の穴を開けた。真空管ソケット穴はサークルカッターで開けた。

後は上面の小さな丸穴だけ。真空管の放熱穴はステップドリルでドリルスタンドのレバーが下りきった時に6mm径となるようにした。これは間違って径を大きく開けないための対策。

穴開けはまず1.5mmのドリルで開け、ずれている箇所は2.5mmで広げて丸ヤスリで位置を修正、最後に3.2mmで開けた。電源トランスのボルト穴は4mmで開けて位置を修正、最終的に4.5mmで開けた。ボルト穴は、実物をあてがって位置を確認する必要がある。

 

これで全部の穴が開いた。面取りカッターでシャーシ内部のバリを取った。

裏蓋は12個の放熱穴と4個のゴム足だけなのですぐに完了。掃除をして工具を片付けたら終了だ。