6Z-P1シングルアンプに89Yを挿して聴いているんだけど、もう12日にもなろうというのに評価は変わらない。聴いているうちに飽きてきたり、特徴のない普通の音になるんじゃないかと考えていたんだね。
なにこの低音の量感は？から始まり、あくまでクリアで音の粒立ちが良く、女性ボーカルの艶やかな声音が響く。音色からは、このまま完成でいいんじゃね？というレベル。自分好みの音が出ている。
いま製作中の89Yシングルアンプでこの音色が再現できるか？というのが一番の課題。だったらこのまま6Z-P1シングルアンプに戻さないで置いて、新作のアンプで音色の比較をしたらどうかなあと思っている。そうすれば89Yの持つ音色がそうなのか、回路込みなのかがわかる。
私はあくまで古(いにしえ)の真空管を使って、真空管でなければ出せない音を追求したいと思っている。だからピュアオーディオとは異なるのは承知の上だ。トランス式DACをOPT付きの真空管アンプにつないで聴いているから、トランスの音を聴いているのかもしれないね。
