とりあえず作ったレイアウト図に、トランスや真空管を並べてレイアウト検討を行う。基本的にはオーソドックスな配置とした。
電圧増幅管と出力管の配置検討。(1)は本機のレイアウト。(2)はよく見かける配置だが、LchとRchの信号が入り組んでクロストークが発生する。(3)は2管をそのままシフトした組み合わせだが、LchのPEN45からRchのCV1056へのクロストークが発生する。
電源トランス前の空き地が気になるかなあ?
OPTは裏側から配線が出ているので、後ろから見ると配線が見える。
空き地にブロック電解コンデンサを置いてみた。取り付けバンドはシャーシの中から止めるので、コンデンサの頭が顔を出したような感じになる。
現状のレイアウト図。CV1056はグリッドキャップぶん背が高くなるので、PEN45を沈ませずに周りに放熱穴を開けることにした。なお、左側のOPTのカバーが大きいのは現物もそうなっているから。
電源トランスからOPTへの誘導ハム実験。
左側のOPTの1次B-7k間にミリボルトメータを接続。電源トランスに通電しない状態で4mV。
電源トランスに通電したら110mV。盛大に誘導ハムが生じる。これではダメだ。
電源トランスを90度回転させた。ミリボルトメータは20mV。これならOKだろう。
レイアウトを修正し、電源トランスを回転させた。これで大丈夫かな。テストしておいて良かった。
電源トランスとLchのPEN45が近くなったので、真空管を右側にずらした。レイアウトの最終確認となるか?
穴開け図を作成。