おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

トランス式USBDACとBluetoothレシーバー

現在は音楽専用PCからトランス式USBDACでRadioTunesを、常用PCからBluetoothレシーバーでSpotifyを聴いている。RadioTunesやSpotifyは共にストリーミングだ。

なぜ常用PCからRadioTunesを流さないのかというと、ブラウザで行うのでうっかり閉じてしまったりするから。Spotifyは専用アプリなのでそんなことはない。

で、本題。トランス式USBDACとBluetoothレシーバーのどっちが良いか。音質の面からはトランス式USBDACのほうに分があるが、一から作るとなるとマッチングトランスの入手が難しいし、LPFのチューニングやらトランスのインピーダンスマッチングが必要となり一般的でない。一方Bluetoothレシーバーは、中華製Bluetooth基板を使えばLPFはほぼ決まった値で良いし、なにしろ入手が容易だ。

使い勝手はどっちが良いか。これはもうワイヤレスのBluetoothレシーバーの圧勝だ。線でつなぐ必要がないのは大きなメリットと言える。PCではなくスマホでもOK。この点も大きなアドバンテージだね。SpotifyをPCとスマホで聴き比べてみたけど、音質に違いを見いだせなかった。

マッチングトランスのコストを考えると、圧倒的にBluetoothレシーバーのほうが安く上がる。先ほどトランス式USBDACのほうが音質が良いと書いたけど、むしろ音質の好みによるものが大きい。私はトランスを通した音質に魅力を感じる。ただ真空管アンプを通して聴いているわけで、OTLを除いて普通はOPTを使っているから、わざわざマッチングトランスを使う必要はないと言える。

マッチングトランスは平衡伝送に適しているので、平衡伝送系でシステムを組みたいのならそちらを採用するのが良いと思う。私はシングルアンプを使ったりするから不平衡のほうが良いし、不平衡伝送系でシステムを組んでいる。