レイアウト検討ではエイヤーで平ラグの極数を決めてしまったけど、その極数で本当に乗るのか確認する必要がある。そこで平ラグパターンを作成することにした。
現状の回路図を上記に示す。+Bが392Vで、AC100Vが103Vとかになった場合、404Vまで上がって電解コンデンサの耐圧を超えてしまう。+Bに繋がっている下流のコンデンサは6DN7がヒートアップする前には+Bの電圧がかかる。なので電解コンデンサの耐圧を400Vから450Vに変更した(C11・C5)。まだ回路のディメンジョンは変わると思う。
あと+B1・-CのCRフィルタを2段から3段に変更した。これは手持ちコンデンサの活用と、残留リプルをなるべく低くしたかったため。
平ラグに乗せる+B・+B1・-C電源の回路図。
作成した電源部の平ラグパターン。2SK3234は平ラグのスペーサーに共締めする。1Pぶん足らなかったので、立ラグ小を取り付けて中継する。
アンプ部の回路図(丸で囲まれたところ)。C3のカップリングコンデンサは迷った末、平ラグパターンに入れなかった。
アンプ部の平ラグパターン。500Ωの半固定は値を決めたら固定抵抗に変更する。C3をむりやり乗せようか考え中。
(2024.02.24追記)
39kΩと100kΩを入れ替えてC3(0.1μF630V)のコンデンサを平ラグに乗せるように変更。
(追記ここまで)
VT-52のフィラメント電源の平ラグパターン。LM350Tは平ラグのスペーサーに共締めする。LM350Tはフルモールドではなく極板が露出しているタイプなので、シリコンラバーシートの他に絶縁ブッシュが必要。少量販売してくれると嬉しいのだが。