おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

VT-25シングルアンプ・シャーシ加工

VT-25シングルアンプのシャーシ加工を始めた。こういう作業は始めるまでが億劫でなかなか取り掛かれないが、一旦始めてしまうと騒音が出るから早く終わらせたいと思うものなんだね。一気にやると疲れが出るし集中力が途切れるのでミスや怪我を誘発する。だからそうなる前に作業を中止するようにしている。時間があってもできない。

シャーシは株式会社奥澤のO-45、W300mm×D170mm×H50mmでt1.5mmのアルミ。穴開け図を印刷してシャーシに貼り付け、定規とカッターでケガキ線を入れる。十字の中央をオートポンチでマーキング。

 

シャーシ加工は電源トランスの角穴から始めた。ステップドリルで丸穴を2個開け、コッピングソーの刃を差し込んでギコギコ一周くり抜く。騒音低減のため、裏側に消しゴムをガムテープで貼り付けている。

ロッカースイッチとACインレットの角穴が開いた。ロッカースイッチはノギスで測りながら13mm×19.2mmで開けた。ACインレットは角R仕様。これは四角に開けると四隅が見えてしまうため。

サークルカッターで真空管ソケット穴を開けているところ。刃のあるほうを持ち上げ気味に回すのがコツ。

後は小さな丸穴だけ。ドリル刃の1.5mmで開け、2.5mmで広げ、穴がずれていたら丸ヤスリで修正、3.2mmで広げ、以降4.5mmとステップドリルで広げていった。

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穴開けが終わったシャーシ。

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反対側。

次は裏蓋の穴を開ける。横山テクノにt1.2mmのアルミ板を298mm×166mmにカットしてもらったものを入手。シャーシと裏蓋の固定穴は曲尺で測って正確に開けた。それでもヤスリで修正が必要だった。

後はゴム足と放熱穴をボコボコ開けていった。切削屑が沢山出るのが嫌。バリ取りが済んで裏蓋の作成は終了。

金属加工はあとOPTの固定プレートとソケットプレートの作成が残っている。まあボチボチやるかあ。