3月22(土)・23日(日)の突貫工事で改造を完了した。じつはコンパクトロン管のソケットが小さすぎて固定できなかったので、秋葉原まで出かけて代わりのを買ってきた。シャーシ穴は30mm、取り付けビス〜取り付けビス間は38mmある。買ってきたのは36mmだったので、ヤスリで加工して広げた。
コンパクトロン管のソケットはなかなか売っておらず、あっても取り付けビス〜取り付けビス間が34mmとかだったりするので注意が必要だ。
まだ回路チェックが済んでいないので、テストするのは後日になる。それにまだVT-25のカソード抵抗のアジャストが残っている。現在は2.2KΩだが、1.5KΩまで変化させて最適点を探る予定。
カソードチョークと直列に入れる予定だった抵抗を半固定抵抗にした。これでVT-25のバイアスが調整できる。調整の範囲を先ほどのVT-25のカソード抵抗を変化させて決める。
懸念点はカソードNFBがPFBになっていないかどうかだ。実際の利得は評価してみないとわからないので、入力に信号を入れてDF値で判定することにした。PFBで発振したらわかりやすいが、発振するほどのNFB量ではないだろう。
KNFBはOPTの2次側を利用する限り、出力に直流電圧が現れる。OPT2次側の直流抵抗は0.2〜0.3Ωであった。VT-25に流す電流を22.5mAとすると、出力には4.5mV〜6.8mVの直流電圧が現れる。この数値がSPにとって問題ある数値なのか、無視できるのかわからない。