おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

リメイク版10EW7差動アンプ・その1

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リビングにあるCDプレーヤー、ラインアンプに対してメインアンプが貧相に見えるのが気になっている。もともと手軽に作って高音質、というのをめざした10EW7差動アンプだったが、メインアンプとして君臨するためにはもうちょっとケースをおごらなければ、と思う。

 

どうせならラインアンプと同じようなデザインにしたい。そこでラインアンプに採用したTAKACHIのケースを使うことにした。現在のシャーシサイズが幅200mm、高さ60mm、奥行き300mmだから、WSシリーズのWS 70-20-33S 幅220mm、高さ70mm、奥行き332mmを使うことにした。

 

ケースは現在発注中で、気になるオネダンは消費税込みで8,547円(送料無料)。

 

部品をどのようにケースに組み込むのかというと、天板をアルミ板に変更して真空管とトランス穴を開ける。アルミ板の板取りは天板と同じサイズに東急ハンズで加工してもらうつもり。もともとの天板は、底板にする。天板と前後パネルを加工することで、部品を組み込むようにする。

 

問題は出力トランスをどうするかだ。やはりケース内に収めたい。出力トランスはバンド型で、幅は87mmある。下の図はケースを上側から見た図で、(W-46)mmで出力トランスを2個配置する必要がある。Wは220mmだから、W-46=174mm、トランス2個の幅は87×2=174mm、全く余裕がない。最悪トランスのバンドを削る必要があるかもしれない。

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あとは現在使ってある部品を新しいケースに引っ越しすれば、基本的にはお金がかからないことになる。但し配線の変更があるだろうから、その分は考えておかなければならない。