おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

AESから商品到着

昨日、AES(Antique Electronic Supply)に注文したパーツ類が届いた。

 

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8月10日に"Shipment Confirmation" 発送したよ、というメールが届いているから、7日で荷物が到着したことになる。送料は12.48ドル、日本円で1,100円弱。今回はそんなに高くなかった。小包のサイズも小さいし、軽いからその程度で済んだのだろう。

 

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注文したパーツ類。大したものは頼んでない。でも、日本では手に入らないものばかりだ。

 

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スイッチ付ボリューム、500KΩA、1個2.65ドル。シャフトの太さがインチサイズなので、日本製のツマミは一切合わない。アメリカ製の古いラジオをよく修理するので買った。

 

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左がアメリカ製、右のは古のコスモス製。長シャフトのSW付ボリュームは、日本では現在生産されていない。シャフトの太さが違うのがわかるだろうか。

 

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何の変哲のないツマミ、1.5ドル。これもアメリカ製なので、日本製のボリュームではガタが生じてしまう。Philcoのラジオ用に買ってみた。

 

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私が個人的にダイナマイト型と呼んでいる電解コンデンサ、160V 47μF+47μF、6.95ドル。アメリカ製の真空管ラジオにはよくこの形のコンデンサが使われており、大抵容量抜けしている。サイズは直径21mm、長さ70mmと、画像での印象より小さめ。先日レストアしたSentinelラジオの修理用に買った。

 

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茶色の電源コード、プラグ付き、2.5ドル。茶色の電源コードは、日本では手に入りにくい。"Polarized Plug"と書いてあるのを大して気にも留めずに買ったのだが、プラグの大きさが左右で違う。一般家庭なら、コンセントの穴の長いほうがアースだ。コンセントの穴の長さが違うのは知っていたが、プラグの大きさが違うのは初めてだ。もちろん、極性を変えて差し込むことができない。

 

テーブルタップにはこの手のプラグに対応していないものが多く、差し込めない。3Pプラグは見かけるが、この手のものはトランスレスラジオ用だろうか。それとも、電源の極性で音が違うと主張するオーディオマニア向け?

 

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最後に真空管。6CY7というテレビの垂直発振出力用、3.7ドル。4本しか在庫が無かった。クッキー様ご推薦のタマ。これでSRPPステレオアンプでも組もうと考えた。それとも2本でシングルアンプか。

 

このところ暑さがぶり返して製作意欲が湧かない。そんなときはパーツを入手してこれからのレストア計画やアンプ作りの案を考えるのが一番だと思う。早く涼しくならないかなあ。