いつものマンネリだが、シャーシの製作過程をブログにしてみた。
奥澤でアルミシャーシO-47を購入した。サイズはW230×D140×H50、t1.5mm。那須好男氏の6BQ5シングルアンプはW250×D140×H45で、私のより少し大きい。サイズを変えてあるのは、トランスカバーが細長いため、シャーシを小さくしないとバランスが取れないからだ。
画像のサイズが大きいが、小さくすると線が見えなくなってしまうのでご容赦。 今回もシャーシ設計をSakraCADで行った。
OSはWindowsXPまでしか対応していないが、Windows7でも実使用上問題ないようだ。
電源トランスと出力トランスを斜めの配置にすると、電源トランスの漏洩磁束によるハムが出る可能性があり、本来は良くないのだが、デザイン優先で残留ノイズは妥協しよう。ノイズが気になるほど大きかったら、トランスケースに入れるしかない。
実寸で印刷して、シャーシに貼り付けたところ。この後、物差しとカッターで罫書き線を入れる。
紙を剥がしてシャーシにフェルトペンで加工するところをマークする。 今回からオートポンチを導入してみた。ところが老眼のため、やはりセンターが出せない。両手がフリーになるヘッドルーペはどうだろう。使いやすいものがあったら教えて欲しい。
1.5mmのドリルで下穴を開け、3.2mmのドリルで穴を拡大し、それ以上の径のものはステップドリルを使用した。大穴はシャーシパンチで、角穴はコッピングソーで開けた。
400番のペーパーで水研ぎしたところ。罫書き線はこれで殆ど消える。
次にプラサフで下塗りしたのだが、写真を撮り忘れたm(_ _)m。今回はあまり見慣れない色を使おうということで、いろいろ悩んだが、アサヒペンのコロラドグリーンで塗ることにした。
で、塗り終えて乾燥中のシャーシ。実物はもっと緑っぽい。もっと鮮やかな深緑が良かったが、市販のスプレーであるし、これで良しとしよう。
電源トランスのカバーをハンマースプレーで塗装。これで出力トランスのカバーと同色になった。つまらんこだわり(笑)。