おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6N6Pプッシュプルアンプ・レイアウト検討

17JZ8 CSPPアンプの設計着手以前に発注してしまった春日無線の電源トランスH12-0429と出力トランスKA-8-54P。 それらを奥澤のアルミ弁当箱 W250×D150×H40、t1.0に並べてレイアウト検討してみた。

 

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始めはごく普通のレイアウト。どこかのアンプキットにありそうなもの。シャーシが大きすぎてパーツが閑散としてしまう。このレイアウトならもっと小さいシャーシでないといけない。MT管の高さより出力トランスが低いとシャーシをひっくり返した時に本などを敷いてやらなければならず面倒だ。

 

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電源トランスを中央に持ってきて左右シンメトリーなレイアウトとしたもの。中央前部ががらんとしてしまう。普通、ここにチョークコイルや整流管、ブロックコンデンサを置いたりするが、あんたらは主役じゃないだろ(笑)。

 

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以前発注した関東変圧器材のトランスケースを並べてみる。このケース内に出力トランスがすっぽり収まる。バンド型なのに角型ケースに入れるなんて変だが、見栄えはこちらのほうが高級。トランスケースが大きすぎて電源トランスが負けてしまう。

 

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どこかで見たようなレイアウトにしてみた。こちらのほうがバランスは良いけれど、真空管が2本だけだからやはり中央前部が空いてしまう。うーむ?

 

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電源トランスを手前に持ってきた。電源トランス、あんたが主役って感じ。真空管は脇役。もっと幅の狭いシャーシでないと左右にスペースが空いてよろしくない。

 

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拙6P1Pシングルアンプと同じレイアウトにしてみた。電源トランス後方の真空管はブロックコンデンサのつもり。やっぱりバランスが良い。わざわざブロックコンデンサを使う意味はないけれど、デザイン上のアクセントになる。

 

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番外編その1。71Aだったらどうなるか。ST管が大きくて、いかにも真空管アンプといった風情。これも計画のうちだ。

 

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番外編その2。電源トランスを中央に持ってきて左右シンメトリーとしてみた。ぺるけさんの回路を踏襲するから、敬意を払って全段差動アンプ風レイアウトにしても良いかも!?

 

適当に思いつくまま並べてみたけれど、えっ、こんなレイアウトがあったのか!?ということがあるかもしれない。

 

どれにするかはいずれ決めるつもりだが、暑いうちはシャーシ加工する気が起こらないから、こうやってパーツを並べて考えているだけになりそうだ。