裏蓋・裏ブタ・裏ぶた。たかが裏蓋、されど裏蓋である。こんなのをブログ記事にしてしまうのもどうか?
17JZ8 CSPPアンプ用の裏蓋を作った。材料は300mm×200mm、t1.0mmのアルミ板。これを300mm×166mmにカットする。
裏蓋を取りつけるシャーシのサイズは300mm×170mm。170mm-166mm=4mmがミソ。アンプを正面から見たときに、裏蓋が飛び出して見えないようにしてある。
小さなお子さんのいる家庭なら必須だろう。シャーシの下から手を入れて感電しないためである。でも、そもそも高温になる真空管をカバーしなくては意味がない。あるいは外部からのノイズを防止する?ノイズってどこから来るんだろう。
裏蓋を作った本当の目的は、ゴム足(プラ足)を取り付けるには、裏蓋があったほうが良いからだ。足がシャーシからはみ出しているのは、何だかクルマのタイヤがフェンダーより外へはみ出しているみたいで下品である。
裏蓋には通気用の穴が必要。この穴を開けるのが面倒で裏蓋を作ってこなかったという経緯もある。今回はなるべく少なく、前後に2列、計20個の穴を開けてみた。穴径は12mmで、これは私が持っているステップドリルで開けられる最大寸法である。
出来た裏蓋を上記に示す。穴数が少ないかどうかはわからない。おそらくシャーシ内の温度上昇がどれくらいかで決まるものと思う。
現在はプラサフを吹いた状態だが、シャーシの上塗り用の色を何にするかで決めかねている。シルバーやグレーが無難だが、収縮色として以前ミニワッターCIRCLOTRONアンプのトランスカバーで使ったディープグリーンはどうかなあ?
この色はディープグリーンというよりディープグレーに見える。この色でシャーシを塗り、ウォールナット色のサイドウッドを付けたらシックな感じがして良いのではないだろうか。