おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

71A直結シングルアンプ・動作一発OK!

ようやく71A直結シングルアンプの組み立てに着手。

シンメトリーな配置だと、アース母線をどこに張るか、シャーシアースをどこで取るかで迷う。とりあえずブロック電解コンデンサの止めネジにした。

 

配線を始めた。いつものようにAC1次配線をした後に電源トランスの電圧を確認。

 

次は71Aのフィラメント電源を配線。71Aを挿して点灯式をやる。フィラメント電圧を測ってみたら5Vに対して低い。+Bがかかるようになったらもっと低くなるので、フィルタの抵抗を2.2Ωから1.2Ωに変更した。

 

これでAC101.0Vの時にフィラメント電圧はLch 5.11V、Rch 5.06Vとなった。とりあえずOKとする。リプル電圧はLch 9.2mV、Rch 9.0mVとなった。

 

GNDの配線と+B回路の配線をして+Bが正常に出ることを確認。

 

実体配線図を描かずにいきあたりばったりで配線しているから、AC1次配線と他の配線が接近していたりする。十字で交差しているからまあいいか。

 

アンプ部基板周りの配線を進める。基板を取り付けて結線。入力のシールド線も完了。71Aカソード周りのCR部品も取り付け完了。

 

サイドウッドの下穴を開けて、木ネジでシャーシへ取り付ける。オフセットドライバーを使ったがどうもうまくいかない。何度かドライバーがネジから外れてカシャーンと落ちてしまう。それでも何とか終了。最後にトランスケースの上部カバーを取り付けた。

 

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配線チェックを行った後、真空管を挿して電源投入、すぐ電圧チェックする。ほぼ設計値になっている。

 

オシロ、ミリボル、オシレータでチェック。問題なし。一発動作OK。やったね!

 

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