相変わらずしょうもないブログ記事ばかり書いている。この繰り返しを20年続けられたら、その道の大家(たいか)になっている可能性がなきにしもあらずだけど、じじいになってヨレヨレ状態なのが落ちだろうね。
さて本題。 EL32シングルアンプのシャーシ設計が完了したので、印刷してシャーシに貼り付ける。罫書きにはカッターを使う。終わったら紙をはがして円定規とペンで丸印をつける。その後、オートポンチを打って完了。老眼鏡を使っても、とにかく目が疲れて仕方がない。
続いてシャーシの穴開けをする。アルミの厚さは1mmだからスコスコと穴が開く、なんて簡単にいくわけないよなあ。少々ペナペナするが、裏蓋がつくから大丈夫だろう。
電源トランス・ACインレットの角穴は、案内穴を開けた後コッピングソーでギコギコやった。騒音が出るけれど少しの辛抱だ。ロッカースイッチは、ステップドリルで2つ穴を開け、ヤスリで角穴に広げた。
USソケットの穴はシャーシパンチで開けた。QQQのUSソケットなら径が28.5mmなので30mmで開ければOK。オムロンのは径が31mmだから面倒だ。
他は丸穴だけなので、シャーシ上面を1.5mmのドリルで開け、3.2mmで広げた。トランスの固定穴は4.5mm。放熱穴やトランスの配線を通す穴は8mm。これはステップドリルで開ける。 裏蓋も丸穴だけだから、ドリルだけでガリガリやって終了。
穴がずれてしまった時は、もう一回り径の大きいドリルで開ければ誤魔化せる。しかし、ステップドリルで広げるのが前提の穴は、中心がずれたまま広がっていってしまうので、丸ヤスリで修正しなければならない。
真空管ソケットの穴は、大穴を先に開けてからビス用の穴をマーキングし、穴開けするとうまくいくようだ。ACインレット用のビス穴も同様。でないと後で修正するはめになる。そうなったけどね(笑)。
最後にバリ取りナイフとバリ取りドリルでバリを取って完了。
作業台が若干低くて前かがみになるから、背中とか腰が疲れる。ふと思い立って丸椅子に腰掛けてドリルを使ってみたら楽になった。これからはそうしよう。
電動ドリルを使って省力化しても、コッピングソーでの角穴開けは、要するに手引きノコギリだからやっぱり大変だ。普段から木を切ったりしていれば筋肉がついているだろうが、たまにしか使わないからね。