6922プッシュプルアンプを解体した。2時間あまりでバラバラになった。
ゴム足を外そうとしたら、ビスとナットで止めてあった。そうだった。なぜかタップが切ってなかったので、ドリルで穴を広げてしまったのだ。 これでは裏蓋が止められない。ナットを中から押さえることができないから。
思案の末、MonotaROにカレイナットを発注することにした。 これはアルミの薄板などタップが立てられない場合に、ナットを埋め込んで締めるもので、特殊な部品。
4個だけ必要なのだが、発注単位は100個。一生分、いや三生分はあるだろうか。 類似製品としてセルフクリンチングナットがある。ナットが六角か丸かで区別しているみたいなのだが、詳しくないのでわからない。
じつは普通のナットを裏側から瞬間接着剤で止めてしまう手も考えたが、力が掛かると剥がれてしまい、ナットが空回りして蓋が外せなくなる恐れがある。強く締めなければOKなんだけど。 また、ナットのネジが切ってあるほうに接着剤がまわってしまうと、ネジが締まらなくなる可能性もある。
続いて裏蓋の穴開けをする。1時間くらいで完了。丸椅子に腰掛けて作業したら疲れ方が全然違う。
再びバラバラのパーツ状態になった6922プッシュプルアンプ。左上のトランスは春日のOPT、KA-14-54P。電源トランスを並べるのを忘れた。