とにかく毎日暑い。夜の間だけでも涼しくなってくれればいいが、そうもいかない。こんな時はちょっとでも興味の湧くことで暑さを忘れてみよう。
STEREO誌2012年8月号にはScanSpeakのスピーカーが付録。Webで情報を集めてみると、実際は10cmではなく9cmくらいのスピーカーらしい。これをバンブーオーナメントに入れて鳴らしてみたら面白そうだ。
STEREO誌は普段900円くらいだから、計算してみるとスピーカーユニット1本で1,000円相当となる。これくらいならイタズラでいじり倒しても良いだろう。インターネットで在庫があるところを見つけてポチってしまった。
入手したものは、まるでコーン紙とエッジがVifaのTC9FD-18-08とそっくりだ。Vifaもデンマークだし、同じ部品が使われている可能性が高い。
TC9FD-18-08は実売1,500円くらいだから、ScanSpeakがそのコストダウン版だとしたら嫌だなあ。フレームはプラスチックだしね。それに、音色まで同じだったらつまらないぞ。
私のには産地表示(笑)がされていた。 バンブーオーナメントは近所のニトリへ行ったら在庫が無く、やはりインターネットで注文した。 数日して届いたので、早速スピーカーの製作にとりかかる。
ゴムハンマーでオーナメントの底を叩くと、ポコンと抜ける。思い切りやってデカ穴にならないように注意。
竹の繊維がぐるぐる巻かれているので、ニッパーで引き出しながら穴を大きくしていく。
ちょうどスピーカーユニットが取り付けられる大きさになったら、半丸ヤスリで整える。この後、ささくれ防止に瞬間接着剤を染み込ませておく。
2個穴開け完了。後でやったほうは油断していびつな穴になってしまった。でもユニットで隠れるので問題無し。
次はバスレフポート。内径40mmの塩ビ管をホームセンターで買ってきた。
えいや、で100mmの長さに切断。まだ余りがあるので、長さを変えて試すことができる。 スピーカーユニットに配線をハンダ付けし、末端にバナナ端子を取り付ける。オーナメントに固定穴を予め開けておく。ここらへんは画像無し。ユニットを本体に取り付け、ビスで締める際には、コーン紙を手で覆って隠す。こうすると、ドライバーでブスッ!が防止できる。
スピーカーユニットとオーナメントにすき間ができているかどうかは、オーナメントの口から息を吹き込んでみるとわかる。
バスレフポートにウエスを巻きつけ、オーナメントの口に突っ込んだら出来上がり!
正面から。そういや付録にビスが付属していたような…後で取り替えよう。
配線はポートから出している。これが一番ラク。オーナメントにバナナ端子を固定するのは面倒だから。
デスクトップに据え付けて試聴中。