トランス式USB DACの製作をぼちぼち再開することにした。まずは基板の組み立てからやることにする。
秋月電子通商のUSB DAC、AKI.DAC-U2704の基板Rev.C。Rev.Cは水晶振動子が表面実装になり、C5・C6が大容量コンデンサにも対応しておりGND側のスルーホールが2つある。他にもいろいろ変わっているんだろうけど見た目にはわからない。
ついでに裏側。
で、いきなり組み立て後の画像。たぶん動くと思うけど…。出力から直接配線するので、端子は取り付けていない。
ライントランスとLPFを基板に組み立てたところ。上面から配線できるようにターミナルを設けてある。
裏側。トランスケースのアースは、ネジで卵ラグを締め付けてGNDに落とすようにした。ネジ穴は2.54mmピッチに乗ってないので、基板に穴開けの後ヤスリで広げた。
トランスの入力と出力のGNDは分離してある。ノイズの点で差異が無ければ、両方をショートするつもり。
タカチのHEN110312Sは高さが内寸で27mmしかない。ケースの外からビスが見えないようにしたいので、スペーサーを使う。ところが10mmのスペーサーで基板を固定すると高さをオーバーしてしまう。貼り付けボス(画像の黒い四角)を削って高さを10mmから8mmに減らしたらDAC基板はOKとなった。
しかし、トランスが載る基板はスペーサーが7mm以下でないとやはり高さをオーバーしてしまう。画像右下に見える白い貼り付けボスならOKなのだが、ネジが共回りして基板が外せなくなる恐れがある。今のところタカチのASR-6で基板を固定しようかと考えている。
外側からビスが見えないようにしたい人は、タカチのHEN110412Sを使えば良いと思う。これなら高さが内寸で37mmあるはずなので、普通の貼り付けボスで十分収まるだろう。
おまけ。AKI.DAC-U2704とaitendoのDAC、PCM2704-03のツーショット。秋月のは1700円のキットでaitendoは950円の完成品。aitendoのはボリュームとミュートが付いている。