おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

トランス式USB DAC・ケース加工〜組立

基板が完成したのでケースの加工に入る。

 

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タカチのHENケースは保護用のビニールが被っていないので養生テープを貼った。USB端子はケースを仮組立してDAC基板を置き、鉛筆で型取りした。これならずれる心配をせずに済む。

 

USB端子の穴開けは、3mmのドリルで2個所開けた後に丸ヤスリと角ヤスリで長方形に加工した。パネルを傷つけないように慎重に。

 

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加工が終わったパネル。フロントパネルにLED用の穴が1個だけあるが、これは2.5mmのドリルで穴開けした後にダイヤモンドの丸ヤスリで広げてLEDが入る径にした。

 

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穴開けが完了したので仮に組み立ててみたところ。前後のパネルはアルマイト加工がされておりビスを締めつけただけでは上下カバーとの導通が無い。そこでパネルをリューターでパネルとカバーが合わさる部分だけ削った。

 

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結局トランス基板の固定にはタカチの貼り付けボス、ASR-6を使うことにした。M3のセルフタッピングビスで基板とボスを止めるので、合わせて購入。

 

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ボスと基板を固定したところ。高さは26mmでケースの内寸27mmをクリアできた。

 

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配線前に基板を仮置きしたところ。

 

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配線を済ませたところ。LEDは表面実装LEDの端子からリード線を出している。リード線を予めハンダメッキしておき、基板用のフラックスを塗ってハンダゴテを押し当てればOK。

 

LEDの極性がわからなかったので適当に結線したらDACを認識した時に光ったのでOKとした。50%の確率。

 

何はともわれ、この状態で音出し確認。アンプのボリュームを上げたらジーッと鳴ったのでトランス入出力のGND分離は3秒で却下(笑)。電源トランスでは1次側と2次側が絶縁されているわけだけど、ライントランスではダメみたいだ。平衡伝送しないかぎり。

 

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GND分離しないと決まったらGND配線の取り回しが気になるので変更した。RCA端子の横でケースにアースしてある。当初GND分離する予定だったからRCA端子はケースから浮かせてあるが、これを取ってしまえば良いと思う。アルマイトは導通しないから菊ワッシャを使う。

 

適合する菊ワッシャがどこに売っているかわからないので、BNC端子を買って菊ワッシャだけ利用すれば良いと思う。このBNC端子はGNDが絶縁タイプなので菊ワッシャを使わなくても良いはず。BNC端子は別の機会に使用すればいいだろう。