おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

トランス式USB DAC・パーツがそろった

タムラのマッチングトランスを購入したのは以前の拙ブログで書いたけれど、今回DACの部品やケースを買ってきた。

 

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どうせマネるんなら同じものにしようと、ケースはタカチのHEN110312Sにした。W111.2×D120×H32.3、型番の110312はWHDを、最後のSはシルバーを表している。

 

ただケースの外側にネジが見えるのは皿ネジでも嫌なので、同じくタカチの貼り付け式ボスT-600を買った。これは高さ10mmのスペーサーで、両面テープで固定するので外側にネジが出ない。

 

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これはタムラのマッチングトランス、TpAs-203の外形図及び配線図。1次600Ω、2次10KΩ。W22mm×D30mm×H18mmの豆トランスだ。トランスケースのアースはネジを介して行う。

 

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トランス式DACの回路図を示す。右下の抵抗R11、R12以降がDAC基板とは別に追加する回路。

 

R13とR14が11KΩと半端な値なのだが、DAC以降につながるアンプの入力インピーダンスを50KΩとし、11KΩ//50KΩで合成インピーダンスは9KΩとなっている。トランスの2次側に接続する抵抗をトランス2次側インピーダンスより高い値にすると高域でピークが出るので、10KΩ未満としている。

 

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パーツリストを作ってみた。上記のお店、値段で買えるとは限らないので、あくまでご参考。R13・R14が11KΩなので、22KΩを2並列にする。

 

ぺるけさんの作例を眺めてみよう。 ぺるけさんは皿ネジを使ってケースからネジが飛び出さないようにしているので、スペーサーを介してナットで止めている。

 

トランスが載っている基板はサイズ47mm×72mmで、両面基板のためショート防止にトランスとの間に紙を敷いている。

 

DAC基板上のチップLEDに配線をハンダ付けして緑のLEDを点灯させている。青より緑のLEDのほうがVfが低いので、緑のほうが点灯するというわけ。もちろん基板上のLEDを取ってしまっても構わない。

 

RCAジャックはGND側を直接ケースに菊ワッシャを介して止めている。ここでケースのGNDと接続している。

 

私はトランス1次側と2次側のGNDをあえて接続せず、PC側とGND分離をしようかと考えている。GNDノイズを絶縁しようという目論見なのだが、結果的に変化が無い、あるいは別の原因で悪化するようだったら接続してしまおうと思う。