aitendoのUSB DAC、PCM2704-M3を入手したので先日作ったAMトランスミッターとつないでUSBの+5Vで動作することを確認。それを100円ショップの透明タッパーに入れてみた。
基板に比べタッパーが大きすぎてすかすかした感じ。中が見えるから面白いかなあ?
裏返してフタを取ったところ。USB DACにはボリュームとミュートボタンがついているので、ヘッドホンアンプとしても使える(当然だけど)。
内部を拡大したところ。平ラグのほうが実験を繰り返したのでハンダで汚くなっている。トランスミッターの周波数が放送局と近いとビートを生じるので、No.88豆コイルのコアを動かせばある程度周波数を動かすことができる。
回路図。VR1を付けたのは歪まない程度に変調を深くしたいため。
トランスミッターの電波は微弱だから、AMラジオとトランスミッターのアンテナを近づけたほうが良好だ。アンテナを触ると周波数が変動するのはご愛嬌。PCのキーボードに手を乗せるだけでも変動する。
チューニング周波数をジャストにすると最も雑音が少なくなるが、音が歪むので少しずらし気味にすると良くなる。PCのノイズはあまり気にならない。少しぐらい雑音があったほうが、いかにもAM放送を受信している雰囲気になる。
放送局に比べてネットラジオは1秒くらい遅れるせいだろうか、時報は放送されないので不思議な感じだ。AMラジオでNHK-FMを聴くことも可能だ(当たり前)。音楽専用のネットラジオやiTunesで音楽を聴くこともできるが、それならちゃんとしたオーディオシステムで聴いたほうが良いと思う。