おんにょの真空管オーディオ

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古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

SG-205シングルアンプ・サイドウッド

SG-205シングルアンプのサイドウッドに関する記事を書いてみた。梅雨で天気の悪い日が続いていてなかなか作業が進められなかったが、とりあえずここまでできた。

 

サイドウッドなんてアンプの特性には何ら関与しないしデザイン上のアクセントに過ぎないんだけど、これでもかって感じで手をかけている。よくやるよ。

 

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DIY店でカットしてもらった。シャーシの側面は170mm×50mmだがサイドウッドの寸法は175mm×55mm。わずかに大きくしてあるのがミソ。

 

これは桂の木で本来は彫刻用。杉だと木目は綺麗に出るのだが、柔らかくてアンプのサイドウッドに手をかけて持ち上げた時にバキッ!といくかもしれないという不安がある。

 

切断面に段がついていたので棒ヤスリで均した。カンナがけすれば楽だけど持ってない。#240のペーパーで角を落とし、表面を気が済むまでゴシゴシする。小さな木片にペーパーを巻きつけてやれば手に豆ができたりしない。下地処理が重要。

 

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今回使ったのが左の2つ。ニスはつや消しクリアで、つや出しは私の手に負えない。ウォルナットのオイルステインはウエスを使って着色した。ビニール手袋をすれば手が汚れない。

 

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オイルステインで着色したところ。少し塗りムラがあるかなあ?

 

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ウレタンの油性ニススプレーを塗布したら、タレが生じてしまった。このニスはしっとり濡れる程度だと多すぎで、少し足らないかなあくらいで抑えるのが良いようだ。

 

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シロートの塗装はいかにしてミスを修正できるかどうかがカギ。オイルステインをウエスに少量つけてこするとニスが落ちた。

 

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裏側1回、表側2回塗りで完了。触ってみるとしっとりしている。これが乾燥するまでに2週間前後かかる。