ようやくSG-205シングルアンプが完成した。まだいじりたいところがあるのだが、今後気が向いた時にやるとしてひとまず完成としよう。
私にとって高価な直熱三極管はおいそれと買うことができない。だからSG-205は去年の自分自身への誕生日プレゼントとしたつもりだ。実際にアンプの形になるまで1年半かかった。
シャーシはマットのコーヒーブラウンにしてみた。実際はくすんだ茶色という感じでもっと黒っぽいのにしたかった。
この角度が一番映えるかな。裸電球アンプ。タマを沈めてOPTと同じくらいの高さにしたほうが良いかも。
この角度になるとお線香が灯っているのが見える。
上から見たところ。足が映っているのは見なかったことにしてね(笑)。
後ろから。ブロックコンデンサのバンドを下付けにするとコンデンサが低くなってしまうからやってない。
後ろから少し見上げる形で撮ってみた。このほうがシャーシの厚みが目立たない。
斜め後ろから。
角度を変えてもう1枚。
シャーシ内部。入力のシールド線をカナレのL-3C2VSに換えてある。シールドが編組になっていてノイズに強いかなと思って。スイッチングアダプタを少し傾けたら残留ノイズが減った。やはりこれがノイズを発生しているらしい。
裸電球をクローズアップ。あえてWE205Dに似せるんじゃなくて、ST管の形状だったらもっと良いと思うんだけどなあ?
上からフィラメントを覗いたところ。
暗くして長時間露光で撮ってみた。電子がガラス壁にぶつかって青く映っている。これは蛍光で、グローではない。
諸特性及び回路図はこちらを参照。たかだか1.6W+1.6Wのアンプだが、自宅で使う分には十分だ。
私より耳の良い?妻に試聴してもらった。言ったことを記す。
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いいね 音がまろやかだね
まろやかでしかも解像度が良いのでとても気持ちいい
バランスよくできてる
低い音はブンブンいわないからとてもいい感じ
声がバランス良く出ている、聴きやすかった
ボーカルが綺麗に出てる
雑味がないんだよね、だからいいのかも
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直熱管や傍熱管は妻にはわからないはずなのに、直熱管アンプの試聴で「雑味がない」なんて言い当ててしまう。しかも隣りの部屋で昨日はとんがった音がしたのに今は無い、などとのたまう。