おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

ボリューム付トランス式DAC・ケース加工

トランス式DACバラックを解体した。本番機を作るためだ。 結局トランスはタムラのTF-3を使うことにした。あの良質な低音を聴いてしまうと他のトランスを採用する気になれないから。

 

買ってあったケースではトランスが入らないため、タカチのHEN110420Sを購入した。外寸はW111.2×D200×H43.6mm。また、内寸はW96.5×D196×H38.6mm。この中にパーツを収める必要がある。

 

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いつものようにSakraCadで作図してみた。なんとか収まりそう。トランスの固定にはアルミチャンネルを使う。コの字の幅が40mmだとケースにつかえてしまうので、30mmのを買ってきた。トランスより幅が狭いがケースへ固定するのに金属スペーサを入れる。長さ130mmでカットする。

 

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途中をすっ飛ばしてケースの穴開けが完了。トランスを固定するのに、さすがに貼り付けボスは無理なので皿ネジでアルミチャンネルをケースにビス止めする。皿ネジ用にザグリを入れた。

 

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USB端子(mini-B)の穴開けは小さい長方形なので加工が難しい。

 

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私がやった穴開け方法をご紹介。ドリルで穴を開けてヤスリで広げるんだけど、こんな面倒臭い方法でないとうまくできなかった。

 

ノイトリックじゃない手軽なパネル取り付け用のUSB端子があればいいのにね。丸穴1つだけで済むようなやつ。

 

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穴開けが完了したので仮組み立て。とりあえず部品の干渉は無いし、上蓋がはまることを確認してある。

 

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タカチのHENケースはアルマイト加工がしてあって、ビスを締めつけたくらいでは電気的な導通が取れない。ビスを締めて接触する部分の表面をリューターで削って導通するようにした。ボリュームのシャフトも同様にパネルの裏側を削った。RCA端子には菊ワッシャを入れた。ここがアースポイントになる。