実験機のパーツを取り付けて、あとは配線主体で完成する状態になっているもののストップしてしまい、とうとう10ヶ月が過ぎてしまった。
止まってしまった原因は小出力CSPPアンプのスケール感のなさに起因する。
スケール感をアップさせるためにいろいろ実験した拙ブログ記事、6N6P CSPPアンプ・「スケール感」をアップさせるでは以下の2つが有効な策として挙げられた。
① +B電源を強化(コンデンサを増量)
② NFBを浅くする
でもCSPPアンプそのものが大出力になればなるほどスケール感がアップするという考えがある限り、所詮ごまめの歯ぎしりに過ぎないわけなのだ。
これはCSPPアンプの弱点と言ってよく、例えばアプローチが異なる6922全段差動DCDCミニワッターに於いては0.6Wという小出力にも関わらず、スケール感が感じられ満足できるものとなっている。
それが例えば小音量時における低音の量感の無さということなら、バスブーストつけちゃえば良いのかもしれない。姑息な方法かもしれないけど。
何はともあれ作ってみてから試行錯誤すればいいじゃないかという考えもあるけれど、既成概念を覆すには私の愚かなアタマではどうしようもないという状況となってしまっている。
困ったもんだ。誰か私の背中を押してほしい。