ぼちぼち5A6プッシュプルアンプのシャーシ設計をスタートすることにする。
シャーシには奥澤のアルミ弁当箱、O-46かO-47を使用する。電源トランスだけでも2.2kgと重いので、加工は大変だけど厚さを1.5mmとする。
O-47に電源トランス、出力トランス、5A6を並べてみた。出力トランスはKA-8-54Pをサムテックのトランスケース、TT0005にケーシングする。
小型に作るのが好きな人はこれくらいのサイズがベストと思うだろう。でも内部が混みあうことになり技術的にレベルが高くなるし、高温になるのが避けられない。
TT0005は高さが86mmあって、シャーシが小さいとアンプのサイズの割には背が高い印象になると思う。O-47はシャーシ高が50mmあるからなおさらだ。
ひと回り大きいO-46に並べてみた。こっちのほうがゆったりしている。個人的にはこれくらいがベストかな、と思う。
少し進めて内部の基板を書き入れたところ。ICB-93SGにはアンプ部とフィラメント回路が載り、ICB-88Gには+B電源部とSG電源部が載る。電源トランスや真空管ソケット、OPTなどの接続には分割ロングピンソケットとピンヘッダを用いる予定。
本当はICB基板を使いたくないのだ。というのは製作時に目が疲れるから。平ラグのほうが大きくて目に優しい。いくら本番機とはいえ、後でパーツを交換したくなった時にICB基板のは取り外しが困難だからね。