毎度おなじみのスプレー塗装。詳細はコチラに書かれている記事を見て頂くとして、要点を少々。
使用したスプレー塗料。今回はクルマ用のスプレーを使った。DIY店には置いてなかったのでクルマ用品店で購入。
小さいMT管を使ったアンプなのでシャーシをコンパクトに見せたい。そこで収縮色であるダークブルーマイカにしてみた。色はそこらへんを走っている濃紺のトヨタ車を見ればわかる。この塗料は上地にクリアを吹く必要がある。
ペーパーでの水研ぎは、傷や罫書き線、溶接の跡を念入りに消しておくこと。プラサフで埋めようとするとどうしても厚くなって、ロッカースイッチや真空管ソケットがはまらなくなったりする。
寒い時期における塗装のコツ。塗装する対象物をあらかじめ暖めておく。私の場合は簡易焼付塗装をするので赤外線ストーブを使っている。
また、スプレー缶は湯せんする。ペットボトルの上部をカットして40℃くらいのお湯を入れ、塗布する前にスプレー缶を浸ける。
今回はプラサフ→焼付→プラサフ→焼付→本塗装→焼付→本塗装→焼付→クリア塗装→焼付のサイクルで行った。焼付の前に30分前後自然乾燥させている。
簡易焼付塗装の温度は50℃前後。あまり温度を上げるとマスキングテープの粘着剤がシャーシに残ってしまうのでほどほどに。塗装が完了したらマスキングテープをはがす。貼ったままにしておくと、はがれなくなってしまうことがある。
クルマの場合は磨き〜ワックス塗布までやるのだろうけど、アンプは屋内で使用するわけなのでやっていない。
こんな感じになった。あまり光沢はなくて半つや消しのよう。あとトランスケースの塗装を行う予定だが、塗料の臭いで頭がヘンになりそうなので後日にする。