おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

5A6プッシュプルアンプ・シャーシ塗装

毎度おなじみのスプレー塗装。詳細はコチラに書かれている記事を見て頂くとして、要点を少々。

 

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使用したスプレー塗料。今回はクルマ用のスプレーを使った。DIY店には置いてなかったのでクルマ用品店で購入。

 

小さいMT管を使ったアンプなのでシャーシをコンパクトに見せたい。そこで収縮色であるダークブルーマイカにしてみた。色はそこらへんを走っている濃紺のトヨタ車を見ればわかる。この塗料は上地にクリアを吹く必要がある。

 

ペーパーでの水研ぎは、傷や罫書き線、溶接の跡を念入りに消しておくこと。プラサフで埋めようとするとどうしても厚くなって、ロッカースイッチや真空管ソケットがはまらなくなったりする。

 

寒い時期における塗装のコツ。塗装する対象物をあらかじめ暖めておく。私の場合は簡易焼付塗装をするので赤外線ストーブを使っている。

 

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また、スプレー缶は湯せんする。ペットボトルの上部をカットして40℃くらいのお湯を入れ、塗布する前にスプレー缶を浸ける。

 

今回はプラサフ→焼付→プラサフ→焼付→本塗装→焼付→本塗装→焼付→クリア塗装→焼付のサイクルで行った。焼付の前に30分前後自然乾燥させている。

 

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簡易焼付塗装の温度は50℃前後。あまり温度を上げるとマスキングテープの粘着剤がシャーシに残ってしまうのでほどほどに。塗装が完了したらマスキングテープをはがす。貼ったままにしておくと、はがれなくなってしまうことがある。

 

クルマの場合は磨き〜ワックス塗布までやるのだろうけど、アンプは屋内で使用するわけなのでやっていない。

 

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こんな感じになった。あまり光沢はなくて半つや消しのよう。あとトランスケースの塗装を行う予定だが、塗料の臭いで頭がヘンになりそうなので後日にする。