6SN7全段差動アンプの電源部とアンプ部について平ラグ基板を作成した。
上記に示した回路図の赤枠で囲った部分がそれぞれ電源部とアンプ部となる。R7・R8・R9は真空管ソケットのそばに立ラグを配置して取り付ける予定。あとR1はボリュームの端子に取り付ける。
今回は電源部に10P、アンプ部に8Pの平ラグを使う。SakraCadで1/1の平ラグをA4サイズで作成した。それに各5つずつパターンを書けるようにした。
電源部は上から順に4パターン考えた。電源部は10Pと6Pの平ラグで構成しようと思っていたけど、10Pの平ラグに全部乗せることができたので6Pの平ラグが不要になった。なおFETはシャーシに直付けとなる。
ジャンパー配線は一番下のパターンでは2本で済むはず。隣りとか斜めにはCRの足をカットしたリードを使えばいい。
右側の8P平ラグで[R] [L]と書いてあるのは、アンプ部を左右それぞれミラー配置するのに2パターン考えたため。入力に近いところが電源トランスの近くだったらノイズを拾いそうで嫌だな、と思ったから。
完成した電源部の平ラグ基板。一番下のパターンで作成してある。R12は100KΩの半固定抵抗とした。FETはトランスケースの固定ネジに共締めする。FETのゲートに直結でR14が取り付けてある。
反対側から見たところ。
裏側から。ジャンパー線は2本。
パーツを取り付けて高さを測ったら、10mmの樹脂スペーサーでは40mmあった。シャーシの高さが40mmなので飛び出してしまい底ブタが閉められない。そこで手持ちの5mm金属スペーサーに交換した。電解コンデンサの足をできるだけ短くして高さを抑えたのになあ。
続いてアンプ部の平ラグ基板。C1とR11(NFB抵抗と積分補正のコンデンサ)はまだ取り付けていない。画像の上がRch用で、下がLch用。
これでCRや半導体のパーツが殆ど載ってしまったから、あとは配線が主体となる。