改造するにあたって配線を全て取り除いた。トランスが載った基板を外してCRを取り除こうとしたらうまく取れない。無理するとランドを剥がしてしまいそうだ。そこでトランスのリードのハンダを吸い取り線で取り除き、外して基板を作り直すことにした。
基板を固定していた貼り付けボスを指で剥がそうとしたらどうしても取れない。両面テープのスポンジ状のものがクッションになって強固にくっついている。面倒なのでマイナスドライバーを差し込んでこじってむりやり剥がしてしまった。
残った両面テープは指の腹を使って取り除いた。塗料の溶剤で残った粘着剤を拭きとって完了。ドライバーでこじったからケースに傷がついてしまったが、どうせ見えないところだからいいのだ。慎重にやりたければ両面テープの剥がし剤が売られているのでそれを使えばいい。
次にフロントパネルを外してテープで養生し、ボリューム取付用の穴を開けた。
再び組み立てて基板を仮置きしてみると特に干渉せず収まることがわかった。これでなんとか改造の目処がついた。
作りなおした基板を仮置きしてみたところ。端子はピンヘッダを使った。配線は端子に直接ハンダ付けする。
配線中。パネルが外れるので、このように作業しやすい。
貼り付けボスを取り付けた基板を固定し、配線を完了したところ。
(2014.06.28追記)
DAC基板から出ている赤白の線があるでしょう。その線には高周波ノイズが含まれているので、長く引き回すとそれを撒き散らしてしまう。トランス出力側の配線と束ねるのもダメ。ノイズが伝搬してしまうから。
(追記ここまで)
完成! ちょっとツマミが大きいかな?