大したことない作業を針小棒大に綴るシリーズ(笑)。
私が製作した真空管アンプには入力ボリュームのないものがあるのだが、そのアンプを外部でデモしようとした時にはボリュームが必要になる。もちろんライン・プリアンプ持参なら問題ないが、プリアンプによる音色の色付けがあるかもしれない。
そこでボリュームボックスを製作することにした。ボリュームには以前TpAs-203のトランス式USBDACをボリューム付きに改造した際に購入した10KΩAカーブのものを使う。いちおう高級ボリュームらしい。ボリュームの評価結果はこちら。
ケースはタカチのMB-1、W70mm×D50mm×H40mm。すこし小さすぎた。MB-2のほうが良いと思う。このケースには表面にビニールが貼ってあって、加工時の傷を防ぐことができる。
RCA端子を逆に固定して何をやってるのかというと、GND端子を、手のひらを合わせるように加工してハンダ付けするため。
ハンダで2つのGND端子をくっつけたところ。これでナットを締める時にGND端子が一緒に回らなくなる。
配線完了、これからフタを閉めるところ。画像では見えないけれど、ボリュームのビスに配線を挟み込んでケースアースとしている。
完成! 正面から見たところ。なんだかLとRが逆のように見えるが、入出力でLとRが入れ替わらなければOK。
INPUT側から見たところ。
OUTPUT側から見たところ。
最後に回路図っていうか、ボリュームだけ〜。
これで完成にしようと思ったんだけど、やっぱりLとRの位置が逆のようで気になって仕方がない。そこでボリュームの入出力を逆にしてひっくり返してしまおうと考えた。
配線5本を外して付け替えた。
再び正面から見たところ。
INPUT側から見たところ。シールはINPUTとOUTPUTを逆に張り替えた。
OUTPUT側から見たところ。 これでようやく完成だ〜!