おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

6J6パラプッシュプルアンプ・回路設計

このアンプのお題目は外道アンプ(自称)だ。外道というのは要するに道を外れること。真空管アンプの道(って何?)を真面目に外れないといけない。外道分科会の掲示板を見ていると「外道レベル」というのがある。外道のレベルが高くなるほどその数字が増えるみたい。10が最高らしく、過去には10+というのがあった。

 

自分の場合はどうだろうか。スーパーチャージ・ドライブシステム(仮称)があるとはいっても回路的には普通レベルだから、外道レベルとしては低い。目玉が1つなら外道レベル1(自称)であろうか。

 

前回の妄想を引き続き進めてみる。今回は回路設計だ。大体の枠組みは決まっているから、どこかから回路を持ってきて切った貼ったをすれば良い。

 

回路的には6J6のユニットのパラプッシュプルでAB級のDEPP、初段は2SK117の差動、2SC1815のエミッタフォロアという感じ。+B電源にはスーパーチャージ・ドライブシステム(仮称)、といっても大したことは全然なくて、コンデンサインプットのチョークによるリプルフィルタ。初段系はTrによる簡易定電圧電源。

 

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まだ検討段階だがこんな回路になる予定。-Cは+B電源のリターン電流を利用し、ダイオード8本による降圧でマイナス電源を作る。多少電流が増減してもダイオードのVtは殆ど変わらないから-Cが大幅に変動することは無いはず。

 

一番の問題は、これが一般的な「外道」に相当するかということ。だから自称という言葉を入れてある。本人が外道、と言えば外道というわけなんだけど、他の人はもっと外道レベルを上げてくるだろうから、拙アンプよりひねってね。これは外道レベル1(自称)だから。