6J6パラプッシュプルアンプのシャーシ加工を行った。
いつものようにSakraCadを使ってシャーシの穴開け図を作った。シャーシにパーツが上下前後に付く場合は干渉を避けるのが大変だよね。
アンプ部の平ラグ基板が横に配置できなかったので縦になった。電源部はヒューズホルダーが領空侵犯するから下へずらしてあるが、やはり基板上の電解コンデンサと干渉するかもしれない。
シャーシ前後の穴開け図。今回はインスタントレタリングを使って文字入れをしてみようかな?
穴開けが終わったシャーシ。真空管用の丸穴はシャーシパンチで開けた。後はドリルとステップドリルで穴を開けた。
シャーシ後面より。ヒューズホルダーの穴はステップドリルで13mmまで開けて、その後はバリ取りナイフをひたすらぐるぐる回して15mmまで拡大。アルミの厚さは1.2mmだからそんなに手間がかからなかった。
真空管のサブプレート。ソケット穴はシャーシパンチを使うと歪んでしまうのでホールソーで開けた。ホールソーが18mmなのでソケットの固定穴と接近してしまったが、見えなくなるのでいいのだ。
ドリルスタンドの裏ワザ。ドリルの保持部分は回転できるので、スタンドの下に板を敷いて高さを確保。シャーシの奥行き200mmでも加工できる。ステップドリルを手持ちで穴開けすると、加工面がギザギザになってしまうからこのほうが正確に穴開けできる。