LC型LPFに改造したTpAs-203版トランス式USB DACにて、WaveGeneのサンプリング周波数を変えて周波数特性を調べてみた。
PCはLenovo ThinkPad SL500、OSはWindows7 Home Premium 32bit SP1、測定器はPanasonicのオーディオアナライザ、VP-7721Aを使用した。
PCの設定で、スタートアップ→コントロールパネル→ハードウェアとサウンド→サウンドの詳細タブで「16ビット、48000Hz(DVDの音質)」に設定してある。なお、WaveGeneのバージョンは1.50、出力は0dBで固定。
それぞれ48000Hzと44100Hzで測定。ビットレートは16bitのまま。10KHz以上は1KHz刻みで測定してある。
結果は44100Hzのほうが48000Hzに比べてレベルの落ち込みが低い周波数から始まっている。特にピークやディップは見受けられなかった。
出力できるのはサンプリング周波数の1/2だから、48000Hzでは24000Hz、44100Hzでは22050Hzということになる。