改造のために一部解体した45シングルアンプ。いつも思うのだが解体は早いね。入力のシールド線は貧弱なのを使っていたから取り替えることにした。
電源部の平ラグ基板にパーツを取り付けたところ。電源部の回路をシンプルにしたら1Pぶん余ってしまった。整流直後の抵抗は30Ωを入れた。値はテキトウ。
反対側から見る。配線が1本伸びているのはFETのソースからブロック電解コンデンサへとつながる。
初段系の立ラグにパーツを取り付けたところ。立ラグの中央端子には絶縁スペーサーを取り付けて使えるようにした。シャーシアースできなくなってしまったので、別の立ラグに移動。
2SC4793は選別してhFEが170のものを2個採用。2SK117BLもId=1.7mAにおけるVgsが近いペアを採用。これは左右の利得が食い違うのを避けるため。
今後の予定は組み立てた基板に配線をしつつ取り付けるつもり。
果たして今回はうまくいくだろうか。何しろFET+三極管のカスコードにエミッタフォロアを付けた回路なんてネット上で見たことがない。
改造前の45シングルアンプの音を聞かずに改造してしまったから、出力アップを達成したとしても音がどう変わったのか判断できなくなってしまったけど良い音で鳴ってくれたらそれでいい。