3A5トリプルプッシュプルアンプのシャーシ加工を始めた。穴開け図を印刷して貼り付け、カッターで罫書き、オートポンチでマーキングするのはいつもと同じ。
いきなり大穴の穴開けが終わったシャーシ。電源トランスとロッカースイッチの角穴はコッピングソーで開けた。また、真空管ソケットとOPTの穴は16mmのシャーシパンチで開けた。
反対側より。ACインレットの穴はやはりコッピングソーで。ヒューズホルダーの穴はステップドリルで13mmまで広げた後、半丸ヤスリで15mmまで拡大。シャーシを固定すればそんなに大変ではない。
これは以前購入したオートポンチ。針先が細く、先端が尖っていてかなり正確に打てる。打つ力が弱いのであまり深いマーキングはできないが、ドリル刃が泳がないのでこれでOK。
ついでにコッピングソーの薀蓄を少々。フリーウェイの名前のとおり、どちら方向にも切れる。慣れないと真っ直ぐ切るのが難しい。
引っかかりが殆どないので、ただひたすらギコギコギコギコやっていれば切れるし力がいらない。金ノコのほうが早いが、こちらは穴を2個以上開ける必要があるし真っ直ぐしか切れない。ヘタするとすぐ刃がポキッと折れてしまう。
騒音はノコギリだからやはり大きい。弁当箱シャーシだと反響してさらに大きくなる。制振材みたいのを貼り付けて騒音を低減できないものか。
アルミばかり切っているせいか、刃が鈍らないので購入時のままのを使用している。
刃を引っ掛けるところがかなり大きく、14mmは必要。ただし丸穴である必要はないので、丸穴の一方を広げれば入る。入ってしまえば大丈夫。
懐の深さは12.5cm。弁当箱シャーシの場合、短辺が25cmを超えるようなもので中央部に角穴を開けることはできない。
少々のつもりがずいぶん長くなってしまったが、後は大穴は無いのでひたすら数をこなしていけばシャーシ加工が終わるはず。体力勝負だねえ。