おんにょの真空管オーディオ

おんにょの真空管オーディオ

古(いにしえ)の真空管を使った好音質のアンプで音楽を聴きましょう。(お約束事) 追試は歓迎しますが自己責任でお願いします。

3A5トリプルプッシュプルアンプ・LED点灯実験

3A5トリプルプッシュプルアンプはロッカースイッチにネオンランプが仕込まれているので、電源オン状態がわかる。

 

でも3A5はフィラメントの点灯状態を全く確認できないので、3A5パラシングルアンプでやったようにギミックよろしく真空管ソケット下からLEDで照らそうと考えている。

 

3mm電球色LEDはOSM54K3131Aの手持ちがある。これを片チャンネル3個、計6個使う。

 

それでは実験のはじまりはじまり〜。

 

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フィラメント電源の0-5V端子を使って点灯。OSM54K3131Aは逆耐圧が5Vなので、1S2076Aを逆向きに接続している。点灯できるのはいいが、チラチラしてどうも気になる。しかも脈流なので、LEDにどのくらいの電圧がかかっていて、どのくらいの電流が流れているのかDMMではよくわからない。

 

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チラツキを解消するためダイオードで半波整流し、コンデンサを入れた。コンデンサは100uFまで増やしてようやくチラツキが許容レベルまで減った。LEDの電流は1本あたり7mA、Vfは2.7Vだった。これでOKとしよう、と思ったのだが…。

 

フィラメントとLEDの電源を共用するのはどうも気持ちが悪い。フィラメント電源はいわばカソード回路でもあるわけで、差動アンプでカソードが高インピーダンス(820Ωだけど)となるのに、それをLED用に引き回すのはどうかなあ?

 

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というわけで、次は電源トランスの0-32V端子を使ってLEDを6個直列にして点火することを考えた。最初にたまたま220uF50Vの電解コンデンサを使ったら、電源オフにしてもしばらく点灯したままになる。そこで47uFまで減らしたら1秒くらいでゆっくりと消える。この程度ならいいかな、という感じになったのでOKとした。LEDの電流は7.8mA、Vfは2.8Vとなった。

 

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LED点灯実験中。汚いウエスでごめんなさい。