このところ製作記事ばっかりなので、たまには毛色の変わったのを。
Journey of 3 seasons/Eric Chiryoku
じつはAmazonでCDをポチってしまった。本当は買おうかなと思ったアルバムの曲をYouTubeで流し聴きしていたのだけど、自動再生がオンになっていてたまたま次にかかったアルバムにピンときたというわけなのだ。
むかしの話だが、NHK-FMでクロスオーバーイレブンという番組があった。それをカセットデッキでエアーチェックし、気に入った曲のレコードを買っていた。
エアーチェックしたカセットを流し聴きしてFMレコパルやFM FanなどのFM誌と照らしあわせて曲をメモし、そのレコードを探すわけだ。その頃はCDなんぞのメディアが無かった時代だから、買うといったらレコードであった。
ところが、エアーチェックしたカセットテープの中に特に気に入った曲があって、たまたまFM誌を失くしてしまい、曲名が不明のまま20数年が過ぎてしまった。
曲名を知りたいという思いは消えず、mixiにそのテープの録音をネット上にアップし聞いてもらったところ、歌詞から曲名を探してくれた人がいてようやくその曲名がわかったのであった。
Pictures in the Dark/Mike Oldfield
曲名がわかった時はとても嬉しかった。早速その曲が入っているアルバムを購入した。もうそのアルバムはとっくの昔に廃盤となり、手に入らないだろうと諦めていた。マイナーなグループの曲とかでなくて良かった。
冒頭のはなしに戻る。最近では聴きたいアルバムを探すにはネットラジオを流し聴きして、これはという曲をテキストエディタでコピー&ペーストして保存し、その曲が入っているアルバムを買うことにしている。良かったと思う曲がその1曲だけだったりして、こりゃ外したなと思うことがあるけれどまあいいさ。
ところで、いわゆるオーディオマニアのアルバムの選び方はどのようにしているのであろうか。録音が良くて演奏が良い、仲間や雑誌やネットか何かで目にした評判の良いアルバムを買っているのではなかろうか。
私はそのような方法が好きではない。自分の感性を信じることにしている。気に入った曲が入っているアルバムを買う。だからジャズのCDはたったの2枚、クラシックのCDは1枚しか持っていない。オーディオマニアにはあるまじき枚数ではなかろうか。
その代わり南米民族音楽のCDは600枚以上持っている。現地に何回も足を運び、CD屋でちょい聴きをして買ってきたものもかなりの割合を占めている。最近は演奏したい曲が入ったCDをその中から探すことが多いかなあ。