このアンプは平ラグ基板を使っている。ギチギチに組んであるので、大袈裟な改造にならないためには回路変更を小規模にする必要があった。
アンプ部の平ラグパターンを上記に示す。なるべく端子の位置を変えないで、元の8Pに収まるようにレイアウトした。2SK30A定電流は定電流ダイオードE-202に変更。
平ラグにパーツを配置する前の処理。2SK117ゲートの発振止め抵抗は1/8Wにすればきれいに収まると思うけど、1/2Wのがあったので無理やりくっつけた。下の2SC1815はコレクタとベースが交差するのでエンパイアチューブを被せた。
完成したアンプ部基板。なぜかフィルムコンデンサが乗っているけど、差動アンプもどきにしようとした時の名残りなので無視するように。
アンプ部基板を換装したところ。このように何とか収まった。
シャーシ内部を拡大。+Bリプルフィルタの2SK3067の消費電力は0.4Wなので放熱器は不要なくらい。
この後、動作確認と特性測定を行う。