先日横須賀の某所で行われた民家でのミニオフ会に参加してきた。昨日から降り続いていた雨は上がって回復傾向。
参加者は全部で5人。アンプを持ち寄って鳴らすわけなんだけど、実際は四方山話に花が咲いたり回路の話題が集中したりとゆるーいオフ会なのが気に入っている。自分は実験中のSV811-10Aシングルアンプの回路についていろいろ質問させて頂いた。
お昼にそこで取れた柿をみんなで頂いた。まだ収穫には早いということだったが、私は固いのが好きなので甘くて美味しかった。
さて、トップバッターはMFさんの3B4プッシュプルアンプ。100円ショップのケースに組み込んでいる。窓から真空管が見えるように配置。
内部。中央は自作の電源トランス。実装密度が高い。
裏側。真空管ソケット周りにもCR類を配置している。
回路。初段はFETとTrのカスコード差動、出力段は直熱管3B4を交流点火したKNFのプッシュプル。
お次は菊地さんのTrシングルアンプでチョーク負荷。Webのを改良されたそうで夏の間はこれを鳴らしていたとのこと。
Trシングルアンプの回路図と周波数特性。
同じく菊地さんの作品で6AQ5 CSPPアンプ。チョロQトランスを片チャンネルに2個使い、島田氏の考案された回路形式によるCSPPとしている。電源トランスの後ろに見えるのはヒータートランス。
6AQ5 CSPPアンプの回路図と歪率特性。
同じく菊地さんの作品で12B4A CSPPアンプ。OPTにはASTR-30を使い10Wの出力を得ている。2トーンの塗装が美しい。
12B4A CSPPアンプの回路図。
12B4A CSPPアンプの歪率特性と周波数特性。
いちおう持参したよ、ということで拙CV4055シングルアンプ。低音の抜けやすい部屋でシングルアンプを鳴らすのは苦しい。洋室の自室なら豊かな低音が味わえるのだが、音量を上げると低域のレベル低下が起きてしまう。仕上げがきれいなのが唯一自慢できるところか。
最後になりましたが、幹事を務められたMFさんに感謝の意を表します。