今日から12月。SV811-10Aシングルアンプはキックオフが10月始めだったからもう2ヶ月やっていることになる。完成まであと1〜2ヶ月くらいかかるかなあ?
ようやく試作機の組み立てを始めた。塗装して組み立てれば本番機が完成するのだが、試作機で配線の引き回しを決めてしまいたいので、再度解体して本番機を製作するという手順を踏むというわけ。面倒だけど。
AC一次配線を終わらせたところ。OPTの配線が邪魔なので先にやってしまった。RW-20の2次側配線UL1015のAWG18は暴力的に太い。UL1007のAWG20で十分ではなかろうか。なぜかいつもと撚りの方向が逆になってしまったぞ。
ここで電源をオンして電源トランスの電圧が正常範囲にあるかどうかを確認。
続いてヒーター配線が完了したところ。SV811-10Aのフィラメント電源も組み立てている。
真空管を挿して点灯式。DMMはSV811-10Aのフィラメント電圧を表示している。AC100Vが実測103Vと高いがフィラメント電圧が6.9Vというのは高すぎる。ただ電源トランスの+B巻線が無負荷なので高めに出ているはず。
当初、実験機で点灯式をした時は6.75Vだったから、2本のSV811-10Aのフィラメント電流が異なっているのかもしれない。
全ての配線が完了し、アンプを動作させた時にはフィラメント電圧が6.5Vくらいまで下がるはず。まだ高いようなら電源回路のフィッティングが必要となる。
今後は電源基板を取り付けて配線、さらにアンプ部基板を取り付けて配線をする予定。