SV811-10Aシングルアンプの試作機を解体した。配線には時間がかかるけど、解体はすぐ終わっちゃう。じつにあっけない。
これはシャーシの罫書き線や溶接跡を消すために、リューターにペーパーコーンを付けて表面を削ったところ。こうやって傷跡をなるべく消すようにすると、この後の水研ぎやプラサフの塗布がラクになる。
いきなり塗装完了。画像の使い回しじゃないよ。ほら真空管ソケットに固定ビス穴が4つ開いてる。パテ埋めすればいいんだけど面倒なのでビスを使って塞いでしまうことにした。
塗装はプラサフ2回、上地塗装2回とした。簡易焼付塗装をしているので溶剤が飛んで乾燥時間が短くなり、塗装が強固になる。
シャーシ本体の塗装は裏返しで塗装→15分くらい後にひっくり返して塗装、という手順で行ったんだけど、一緒に塗装した半乾きの裏蓋に塗装が飛んでザラザラになってしまった。気になるので裏蓋だけ3回めの上地塗装をした。
塗装は1回行うごとに溶剤を飛ばすのが重要であることがわかってきた。不十分な状態で塗装を繰り返すと溶剤が閉じ込められなかなか乾かないし、塗装の強度が上がらない。
後は組み立てるだけになったけど年越ししちゃうな。