VT-62シングルアンプの本番機を製作するために試作機を解体した。すこし早かったかなという気もする。本来ならNFB量を変えてベストの音質を探る必要があるが、6dBのNFBでも気に入った音が出ているし、それで良しとした。
信号ショートループの電解コンデンサはニチコンの100uF350Vを使ったが、音質の点で東進工業の100uF400Vを使いたい。でも長さが35.5mmあってシャーシ内に上手く収まる場所を見つける必要がある。
いつも思うのだが分解するのは早いね〜。
ハンダをSPPONで吸い取っていたら調子が悪くなってしまった。分解してみると、ピストンのところにハンダクズがたくさんこびりついていたので、ニッパーでかじって落とした。こいつはたまに掃除してやらないといけない。
一度に多くのハンダを吸い取る時にはSPPONを、少量のハンダをきれいに取り除く時にはハンダ吸い取り線を使っている。
電源トランスの端子に巻き付けた撚り線を外す時にハンダが飛び散って手などにくっつくのは何とかならないものか。なお、目に飛ぶと危険なのでメガネをしている。老眼鏡だけど。
外した配線は一部を再利用するが、新しいのを作ったほうがきれいに配線できる。その時には配線の長さがわかっているのでそれと同じ長さのを作れば良いから楽だ。ただし外した配線がどこに使われていたかわかっている場合に限る。
この後はシャーシ塗装に入る予定。お天気次第だけど。