6T9 CSPPアンプはAC220Vの配線を手直しした。その後、回路図を印刷して配線チェックを行う。
ミスは無いようなので、真空管を挿さずに電源投入して+B/+B1の電圧を確認。それぞれ305Vと500V程度で、無負荷なので問題なし。6.2V/-Cも確認したが問題なし。
真空管を挿して再び+B/+B1の電圧を確認、269Vと427Vとなった。+B1が設計の445Vより18V低い。これでも出力段をドライブできる電圧が出ているので問題なし。
-Cは-5.1Vと設計での-6Vより低いが、初段電流増による変更をし忘れていただけなので問題なし。
SP端子にDMMを接続してRCA端子に指を触れ、AC電圧が増加するのを確認。今回も動作一発OKだ。
各部の電圧を測定した結果を回路図へ記入。
測定器を接続して特性の確認。利得・周波数特性・DFは実験機とほぼ同じ。 残留ノイズはLch 0.11mV、Rch 0.10mVだった。Lchの残留ノイズを心配したが杞憂に終わった。オシロの波形チェックもOK。
NFB無しの周波数特性を測定。Rchが155KHzにディップ、175KHzに小ピーク。
基本的な動作に関しては特に問題なさそう。この後にNFBをかけて諸特性を測定してみることにする。