次の日は風が収まっていたので仕上げのクリアを1回吹いた。簡易焼付塗装後にマスキングした紙を剥がし、再度簡易焼付塗装を行って塗装工程が完了。
翌日にシャーシと裏蓋の磨きを行った。まだ早い気がするが、これが終わると重労働から開放される。
最初に#400のペーパーでクリア層がたれかけて厚くなっているところを慎重に削った。ペーパーに白い粉がつけば塗装が乾いているが、消しゴムのカスのようになったらまだ乾いていないということ。塗装が厚くなったところはまだ乾いていなかった。でもせっかちなので磨きたい気持ちを抑えられない。
#2000のペーパーでゴミがついたところを落とす。注意点としては直線的に磨くこと。ゴミのついたところを輪を描くようにして落とすと磨き傷がなかなか消えない。
次はコンパウンドで荒目→細目→極細の順に磨いていく。極細までいくと塗装面にツヤが出てくるので面白くて止められない。傷を消そうと1箇所だけを磨いているとクリア層が無くなってしまうので程々に。
だんだん慣れて磨きがうまくなるので、最初は目立たないところから始めると良い。私は後面から始めた。角のところがすこしクリア層が無くなってしまったが、見なかったことにする。
裏蓋は普段見えないところだし、それなりに磨けていればいいやということで順調に終わった。クルマ用のコーティング剤を塗って、ある程度のキズ消しができたところで全て完了。
コーティング剤はフッ素コートで、ウェザーメーターテストでの耐久・防汚性能は9カ月も持続するとのこと(笑)。
こんな感じの仕上がりとなった。シロートの塗装だしそれなりの出来栄えでも構わない。