塗装がある程度乾いた状態でシャーシと裏蓋の磨きを行った。以下は自己流なので、そのつもりで読んでほしい。
塗装が完了した状態ではゴミがついているので#2000のペーパーでこすって落とす。こする方向は一方向だけにする。そうしないとついた傷がいつまでも取れない。そのあと全体をペーパーでなぞるようにする。
終わったらコンパウンドの出番だ。全て手作業なので根気が必要。コンパウンドの順番は荒目→細目→極細で、逆戻りはしない。
まず荒目のコンパウンドをウエスにつけてこする。こする方向は一方向のみ。塗装がまんべんなく曇る感じで。ペーパーでついた傷が落ちていることを確認。
次は細目のコンパウンドで同様に行う。だんだん曇りが取れていく感じになるが、この時点ではツヤは出ない。
さらに極細のコンパウンドで同様に行う。曇りが取れてツヤが出てくるはず。この作業は時間をかけて磨き傷がわからない程度まで行うのがベスト。手間がかかるので左右どちらの手でも磨けるようにしたほうが良い。
みかんの肌のようになっていてもツヤが出ていれば良しとする。鏡面加工はクリア層が厚くないとできないし、私みたいなシロートの磨きでは角のところのクリア層が無くなって下地が出てしまう。
あまりていねいに仕上げると、組立時に傷つけたりするとショックが半端ないのでほどほどに。シロートはその傷隠しの技術を持っていたほうが良いかもしれない。
最後にクルマ用のコーティング剤を塗って完了とした。これは塗装表面の保護と磨き傷隠しを兼ねている。
こんなふうになった。映り込みを避けたのであまり代わり映えしないけど。
カーテンレールに吊るしてさらに乾燥させる。