いままでの実験機を1号機としよう。2号機を製作した。解体したEL32シングルアンプに組んだ。
穴開けはわずか、モノアンプなので2日で完成した。中央下のUSソケットは1号機への電源供給用。
ヒーター電源やDCDCを取り去った1号機。内部はスカスカになった。左のUSプラグを2号機に差し込むようにした。
回路図と実測した電圧を上記に示す。①は1号機で②は2号機を示す。+B電圧は電流を目一杯取り出したので設計より低くなった。トランスのタップから1.2倍くらい、今回は1.22倍。6B5の電流が減ってトランスの仕様の0.1A以内におさまった。
特性を上記に示す。OPTの8Ω端子からNFBをかけるように変更しNFB抵抗は1.2KΩとした。40KHz付近に小ピークが生じたので位相補正容量として1000pFを入れた。
DCDCがあった時はその高周波ノイズで残留ノイズが下がらなかったが、トランス電源によって0.2mV〜0.3mV程度におさまることがわかった。 次回は詳細は特性を測定する予定。