私の場合は1KHzでのダンピングファクタが何某と書いているだけなのだが、こちらのWebには
小型スピーカの場合、どうやら超低域でのダンピング・ファクタが物を言うようで、中低域以上のダンピング・ファクタだけ高くでもだめなようです。
と書かれていたので特性を調べてみることにした。アンプには6FJ7シングルアンプを使った。測定はON/OFF法とし、入力電圧一定で行った。
一般的にはスピーカーのf0付近におけるダンピングファクタが低いと制動が効かなくなると考えられる。
結果を上記に示す。10Hz〜1KHzは読み取り誤差がダンピングファクタの値にかなり影響してしまうので直読可能なDMM(CD800a)を使った。
10Hzでピョコンと上がっているのはOFF時でもうこれ以上は出ませんという状態だと思うし波形がかなり崩れているので正確な値ではない。また10KHz以上でピークが生じたが原因不明。
1KHzにおけるダンピングファクタの値は5.0だったし、20Hzでの超低域でも4以上のダンピングファクタの値を示しているので問題ないと思われる。